課税要件

 

課税要件とは、納税義務の成立要件をいい、具体的には、納税義務者、課税物件、課税物件の帰属、課税標準及び税率等があります。所得税法における非課税規定や租税特別措置法における各種課税の特例などもあり、課税するための要件に限られないことから、課税等要件ともいいます。

 

例えば、所得税法第33条《譲渡所得》第1項は、譲渡所得とは、資産の譲渡による所得をいう旨規定していますが、この所得税法第33条第1項の課税等要件は、「資産」を「譲渡」したことです。

 

ちなみに、不動産売買契約書から、「甲は、令和Ⅹ年〇月〇日に、乙に対し、〇〇市〇〇町〇丁目〇番に所在する土地を、XXX,XXX,XXX円で売却する旨の契約を締結した。」という事実を認定した場合、土地という「資産」について、売却という「譲渡」をしていることから、所得税法第33条第1項の課税等要件を充足していることとなります。

 

作成日:令和7年9月24